ケータリングと他の料理お届け法の違い

ケータリングとデリバリーの違い

caterという英語には「必要なものを提供する」とか「料理を賄う」という意味があり、
deliveryという英語には「荷などの受け渡し」とか「配達・配信」などの意味があります。
そのことから日本の食品業界用語として使用する場合には
「ケータリングは客の指定する場所で料理を賄うこと」
「デリバリーは客の指定する場所へ料理を届けること」を意味しています。
このケータリングとデリバリーには、次のような2つの決定的な違いがあるのです。

 

1つは「調理する場所の違い」です。

 

ケータリングは、料理を提供するレストランやケータリング店の調理師が調理に必要な機器や
食材などを客から指定された場所(家庭や会場など)に持ち込み、そこで調理します。
そのことで、「温かい料理は温かいままで、冷たい料理は冷たいままで提供する」ケータリングの最大の特長が発揮されます。

 

デリバリーは、調理はレストランやデリバリー店の調理場で行います。なお近頃は食べごろの温度で客に届けられるよう、
デリバリーにおいても保温・保冷方法や配送時間などに配慮が払われています。

 

他の1つは「提供するものの違い」です。

 

ケータリングは料理を提供するだけではなく「会場の設営」「備品の準備」「サービススタッフ派遣」「後片付け」など、
客が希望するさまざまなオプションに対応してくれます。

 

デリバリーは配達サービスですから、デリバリー店で作った料理の配達に限られます。
届ける料理を考慮した容器や温度維持の工夫は行われますが、
会場設営や後片付けなどはオーダーした人の役割です。
なお、使い捨て可能な紙容器の使用やごみ袋の無料お届けなど、
後片付けが簡単にできるよう気が配られています。
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ケータリングと移動販売の違い

英語では、移動販売のことをmobile cateringといいます。
mobileは「移動できる、動きやすい」といった意味ですから、
移動の手段になるものはかつてのリヤカーや自転車といったものから、
近年では「自動車」と言えるでしょう。
このことで、自動車を活用したケータリングのことを移動販売と言います。

 

移動販売は、需要の見込まれる場所へ自動車などで出向いて物品を販売する常設店舗をもたない小売形態です。
販売する物品はアクセサリー、衣料品、生花、日用雑貨などさまざま考えられますが、
歴史的な経緯もあって現在でも「飲食関連」が一般的です。

 

わが国のケータリングは、江戸時代(それ以前にも存在したという説もある)の移動販売を母体にして誕生しました。
そのことで、ケータリングは移動販売の一つと言うことができます。
しかし明らかに異なる点が2つあります。
1つは、常設店舗の有無です。
ケータリングは常設店を持っていることの方が一般的で、
そこで来店客に料理を提供します。
しかし、移動販売は販売するための常設店舗を持たず、
移動先に停車した自動車が店舗といえます。
そのことから、移動販売の自動車のことはケータリングカーとかキッチンカーとか呼ばれます。

 

他の1つは、対象になる人が異なることです。
移動販売は住宅街やオフィス街・イベント会場や駅前など大勢の人が集まる場所に出かけて行き、
「不特定多数の人を対象」にして販売活動を行います。
一方ケータリングは客が指定する場所まで出かけ、
そこで「特定の人を対象」に料理を提供します。
このことで、移動販売とケータリングでは「営業許可」の申請方法に違いがあります。
 

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